2014.06.13


本工事は東日本大震災により被害を受けた農地海岸堤防の復旧工事です。
こちらはその内の一つ大目軽工区の着工前(被災状況)です。
新堤防は、表側が大型コンクリートブロック、裏側は張ブロックで被覆する傾斜堤で、
施工延長約230m、堤防の計画高T.P+3.50m(旧堤防より1.0m上がり)となります。
着手して1ヶ月になりますが、現在は海上作業にて資機材を運搬する為の航路浚渫
(しゅんせつ)を行っています。

こちらは、「資機材運搬用航路浚渫(しゅんせつ)」の施工状況です。
施工個所までは道幅が狭い為、建設機械や資材などを海から資機材運搬台船で
運んで行く計画です。
浚渫している船舶は船体寸法、L=43.2m、W=13.5m、D=2.5m、積載数量約500㎥、
クレーン(61.2t吊)、ボート馬力(420PS)の起重機船です。
クレーンの高さは約24mで8階建てのビルと同じ高さです。
航行速度は最高6ノット(11.1)km/hになります。

この時期は濃霧も発生します。
船舶の曳航時は見張りを強化し、衝突事故を起こさないよう注意しています。

これだけ荒ければ作業はできません!
大目軽工区は外洋(太平洋)に面しており、低気圧の接近、南風が吹くと波浪が発生し、
作業休止となることがしばしばあります。
常に気象情報を入手し、早めの対応で安全に施工できるよう頑張っています。

1日の作業を終え、鰐ヶ渕水道を航行する起重機船です。
夜間停泊場所(苔ヶ浦)まで移動しています。
2014.01.22

当工事は東日本大震災により被害を受けた農地及び海岸堤防の復旧工事です。
こちらは、その内の一つ蛤浜工区の堤防表法施工状況です。蛤浜工区の新堤防は
表法・裏法の両面とも大型コンクリートブロックで被覆する傾斜堤で延長約220m
あり、現在は基礎部の施工を行っていて、多くの重機と人が働いているので、特
に現場内の安全管理には心血を注いでおります。

こちらは、「資材運搬用航路浚渫(しゅんせつ)」の施工状況です。
施工箇所までは道幅が狭いため建設重機や資材などは海から資材運搬台船で運
んで作業をしています。

こちらは、50tクローラクレーンを資材運搬台船で曳航(海上運搬)している状況
です。ユニフロート式台船はエンジンがないので曳船によって牽引します。

こちらは、農地復旧工表土整地工完了状況です。
農地復旧作業は天候により稼働率などに影響を受けるところが大きく、試行錯
誤しながら頑張っています。

こちらは、旧堤防を解体したコンクリートの再生骨材集積状況です。
旧堤防取壊しによって発生した瓦礫を自走式破砕機で砕き、新たな再生資源へ
と生まれ変わらせます。

こちらは、工事に携わる土木技術者の集合写真です。
写真は事務所前の安全掲示板に掲示し、作業所で働くみんなの団結と志気の向
上を図っています。また、事務所前の見える場所に掲載することで近所の方々
にも私たちのことを知っていただけるようにしています。

ちょっと一息・・・
現場近くの風景を撮影しました。
疲れたときは日本三景松島の綺麗な景色を観て癒されています。

こちらは、現場で大活躍の奥田丸Ⅰ号(交通船)です。
海の工事には必須です。
2014.01.07

小学部棟・高等部棟・中学部棟・管理棟・屋内運動場棟・
プール棟の6棟の新築工事になります。
こちらは、屋内運動場棟の写真です。
SRC造の建物で、12月3日に3F立ち上りのコンクリート
打設が完了しました。

こちらは、中庭からの写真です。
左側が高等部棟と中学部棟、中央に見えるのが管理棟、
そして、右側が小学部棟になります。

屋内運動場棟最上階の写真です。
R形状の鉄骨梁に合わせて、鉄筋の配筋をしています。

小学部棟最上階の鉄筋組立状況です。
鉄筋上の歩行で躓かないように、メッシュロードを敷い
ています。
これから検査を受け、12月13日にコンクリートを打設し
ます。

小学部棟1階の教室部分の写真です。
床暖房のシンダーコンクリート打設後の状況です。
これから、仕上げ工事に進んでいきます。

こちらは、高等部棟内部の教室部分の写真です。
床の仕上げ、クリーニングを行います。
2013.11.27

対岸に塩釜市魚市場がある貞山埠頭において倉庫の新築工事を行っています。
杭打ち作業が完了したので掘削の開始です。
重機と作業員が接触しないように、重機の後方には、エスカルバーを装着し、
周囲には立入禁止区画を行っています。
すぐそばが岸壁では多くの船が停泊する場所となっています。

捨てコンクリート打設状況です。
コンクリートが目に入らないよう、保護メガネを装着し、作業を行っています。

捨てコンクリートの後は、鉄筋・型枠工事です。
品質の確保のため、鉄筋を通りよく組み立てています。

コンクリートの打設前の状況です。

基礎コンクリートの型枠を脱型しました。
今後、埋戻しを行っていきます。
現時点で、基礎コンクリートは15%ほど終了しました。
最終の基礎コンクリートは1月の中旬頃に行う予定です。

対岸からみた工事現場です。
まだ基礎工事の段階なので見えてきませんが、
工事が進むにあたり、建築物が建ちあがる様子を見ることができます。
2013.08.08

長かった梅雨も明けた8月6日、
国土交通省発注の仙台湾南部海岸蒲崎工区北部第4復旧工事(蒲崎4)の完成検査が行われました。
午前中は書類を確認、午後から現場検測と出来栄えの検査、そしてまた書類・・・。

検査初体験の2年生Kクン、頭の中で必死にシミュレーション>^_^<



検査結果はこれからですが、
ともあれ真っ黒に日焼けして、最前線で奮闘してくれた職員の笑顔は最高でした!!