2013.04.11
平成20年6月14日に発生した「岩手宮城内陸地震」
山体崩壊や大規模土石流により、甚大な被害が発生しました。
くりこま高原温泉郷の「駒の湯」さんも、土石流の被害を受け休業を余儀なくされておりますが、
当社はここでブロック型式の砂防えん堤を二基施工しています。
昨年は、上流側えん堤が完成し、今年はいよいよ下流側えん堤の施工に入ります。
先日工程会議に出席するために現場へ行くと、ほぼ雪が溶けていましたが、
それでもまだ、ご覧のとおり雪が残っていました。
これから本格的な作業に入っていきますが、
『安全第一』で作業することはもちろん、
将来、湯治のお客様が、安心して訪れていただけるような構造物を造りたいと思います。
2013.04.09
国土交通省発注の「仙台湾南部海岸蒲崎工区北部第4復旧工事」の様子です。
海岸線に沿うように、クレーンをはじめとした大型重機が黙々と活躍しています。
構造は、天端を含めコンクリート二次製品を多用しており、
現在、堤防の設計高さ(TP+7.2)にほぼ近づいてきました。
現場では、4月から2年生になった若手職員が、丁張り掛け作業に奮闘してます。
自分で測量したものが、だんだんと形になっていくように、彼も成長していってほしいです。
(先輩、チェックよろしく!!)
2013.04.08
甚大な被害をもたらした東日本大震災
現在海岸堤防をはじめ、各地で災害復旧工事を行っておりますが、
現在東松島市で施工している「大曲地区海岸災害復旧工事」において、
消波ブロック制作に活躍しているのが、「生コンホッパー」です。
このホッパーは、バックホウに装着して使用するもので、生コン車から直接荷受けしたのち、
ホッパーを回転させるさせるだけで、生コンが打設できます。
今後、この他にも色々な知恵と技術を結集して、一刻も早い堤防の完成に努力していきます。
2012.09.02
平成24年8月1日
仙台市発注の「(市)青野木鳴合線(仮称)新鳴合橋新設工事」の下部工において、
北海道以外で初めて、「CF(キャンバーフォーム)工法」により、高さ20mの
橋脚コンクリートを一日で打設することに成功しました。
「CF工法」は、H型鋼と三層パネルを用いて、型枠組立とコンクリート打設を同時に
おこなう工法です。
当日は、施工現場見学会もおこない、
発注者の仙台市をはじめ国交省や宮城県、さらに同業者など述べ140名が参加して
作業の様子を見学しました。
現在、震災の影響で人員や資材不足が顕在化していますが、復興工事を加速させるために、
これからもこういった工法をはじめとして、新技術を活用していきたいと思います。